自分のこと、コミュニケーション下手だとは思っていなかった。
こんなことを言うのはアレですが、学生時代からずっと女子校で、自分のことそれなりに人気者だと思ってたし。
社会人になってからも、年上のおじさん上司とは色々軋轢がありましたが、派遣などの面接とかでもコミュニケーション力をほめられたり、電話応対も天下一品と言われたり、SNSでも楽しく盛り上がっているし、、、。
それなのに、もう50歳も近くなってから、自分のコミュニケーションのまずさに気づくなんて。かーなーり、ショックです。
でもね、ある日突然、付き合うコミュニティが変わることによって、それまでは気にすることもなかった問題が浮上してくることがあります。ステージが変わって、新たな学び場に行ったとも言えるのかな。
合氣道で気づいた、自分のコミュニケーション下手
私の場合、まず「あれ?おかしいな。」と思ったきっかけは、合氣道のお稽古でした。
ちょっと専門的な用語になりますが、初心者がやる技に「片手交差取り呼吸投げ」という基本的な技があるのです。
そもそも、合氣道は相手を倒そうとする武術ではなく、相手の心を尊重し導くことが必要です。相手を自分の思い通りに動かそうとすれば、相手の心は抵抗する、そうすると技もかからないんです。
先の「片手交差取り呼吸投げ」という技で言えば、投げられた方、つまり受け身をとって倒れる方の人が「倒れやすいような」位置に、投げる方の人が足を持ってくる。それが、スムーズにできていると、技の型も自然と綺麗にきまります。
先日のお稽古では、私が投げる方をやったのですが、何回やっても相手の人が「倒れやすい位置」に足をさばくのができなかったんです!!一人で型稽古をするとできるのに、相手と組むととたんにできない、、、、。
私と組んで、交代で技をかけあった人は、私より初心者の方でしたが、スルッと、なんなくできてました。周りを見渡すと、普段から若干コミュニケーションが苦手そうな方は、私と一緒でやっぱり苦戦しているように見受けられました。
人がこわい?距離感がわからない。
だいたいにおいて、合氣道を始めたときから、相手を「投げる」のが申し訳ないというか、怖いというか、すごく及び腰になって、かえって迷惑をかけてしまうという傾向があったんですよね〜。
結局「人に触るのが怖い。」「相手に何かあったらどうしよう。」とか、無意識に思ってしまう。
アダルトチルドレンの特徴として、人間関係の距離感が測れないというものがあります。近づきすぎる時もあれば、人と関わること自体が難しい、どちらのケースもあります。
まとめ
アダルトチルドレンは、子供時代に親や養育者から「信頼」ということを学ぶことができなかったために、人を信頼するってどういうことか?ということがなかなかわからないのです。
でも、気がついた時が始まりです。人に迷惑をかけることを恐れないこと。誰しも「お互い様」です。
そんな時、「ああ、私はまた足を引っ張っている。」とか「なんでできないんだろう、私のバカ、バカ!」なんていうジャッジメントはやめてくださいね。
素直にハートを開いて行動した、勇気ある自分をめっちゃほめてあげてください。
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西谷 慶子
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